初めてのIOSアプリ公開をしたので、それまでに必要だった手順をまとめました。
基本的には、以下の記事を参考にして進めています。
【2019年版】iOSアプリをApp Storeに公開するための全手順まとめ
微妙に手順が変更となっている部分等があったため、記事を作成しました。
手順に間違い、わかりにくい部分等あれば、お問い合わせページよりご連絡ください。
1. CertificateSigningRequestを作成
Macでキーチェーンアクセスアプリを起動
上部メニューよりキーチェーンアクセス > 証明書アシスタント > 認証局に証明書を要求をクリック
以下のように入力する。
通称は変更しない
fa-chevron-circle-rightCAのメールアドレスは空欄
fa-chevron-circle-right要求の処理はディスクに保存
続けるをクリックし、CertificateSigningRequest.certSigningRequestを保存。
2. Certificate作成
Apple Developerサイトへアクセス。
左側のメニューより「Certificates, IDs & Profiles」をクリック。
※ Apple Developer Programの有料会員登録が必要です。(年間費用 99$)
左側メニューよりCertificatesを選択。(既に選択状態のはず)
Certificatesの「+」ボタンをクリック。
iOS Distribution (App Store and Ad Hoc)を選択して、Continueをクリック。
Upload a Certificate Signing Requestで先程作成したファイル(CertificateSigningRequest.certSigningRequest)をアップロードし、Continueをクリック。
Downloadをクリックして、「ios_distribution.cer」を保存。
3. App IDを作成
Apple Developerサイトへアクセス。
左側のメニューより「Certificates, IDs & Profiles」をクリック。
左側メニューよりIdentifiersを選択。
Identifiersの「+」ボタンをクリック。
App IDsを選択して、Continueをクリック。
Select a typeにAppを指定し、Continueをクリック。
以下を入力して、Continueをクリック。
fa-chevron-circle-rightCapabilitiesは利用する機能を選択
※ 登録審査に影響するらしいので、不要な機能は選択しない方が良いようです。
fa-chevron-circle-rightBundle IDはXCodeで使用したものと同じものを入力
※ 基本的にはドメイン名を反対にしたもの(例:jp.took.escape)
入力内容を確認して、問題がなければRegisterをクリック。
4. Provisioning Profileを作成
Apple Developerサイトへアクセス。
左側のメニューより「Certificates, IDs & Profiles」をクリック。
左側メニューよりProfilesを選択。
Profilesの「+」ボタンをクリック。
DistributionのApp Storeを選択し、Continueをクリック。
先程作成したApp IDを選択し、Continueをクリック。
こちらも先程作成したCertificatesを選択し、Continueをクリック。
Provisioning Profile Nameに分かりやすい名前をつけてGenerateをクリック。
Downloadをクリックし、「"Profile Name" .mobileprovision」をダウンロード。
ダウンロードしたファイルをダブルクリック。
5. アプリをAppStoreConnectに登録
Apple Developerサイトへアクセス。
左側のメニューより「App Store Connect」をクリック。
Go to App Store Connectをクリック。
マイAppをクリック。
左上にある「+」ボタンをクリックし、新規Appをクリック。
以下の内容を入力。
名前: アプリに使用する名前
プライマリ言語: 英語にしておくと良いらしい
バンドルID: 先程(手順3)で使用したものを指定
SKU: 在庫管理番号。ユニークなIDであれば良い。
※ 私の場合は、年月日時分の数字を入力。(2020年1月1日12時00分 例:202001011200)
ユーザアクセス: 制限をかける場合には、ありを選択
入力が完了したら作成をクリック。
6. アプリ情報を入力
Apple Store Connectサイトへアクセス。
マイAppをクリック。
編集するアプリを選択。
編集画面が開けたら、案内に従ってアプリ情報を入力していく。
アプリのスクリーンショット とAppプレビュー(動画)をアップロードする。
4種類の端末のスクリーンショット が必要。
fa-chevron-circle-rightiPhone 5.5インチ(iPhone 8 Plus)
詳細は、以下の記事を参照。
その他、アプリ名、概要、サポートURLなどがありますが、項目が多いので、ざっくりと説明。
概要: アプリの説明文章
キーワード: 関連キーワードをカンマ区切りで入力
サポートURL: サポート情報のURL
マーケティングURL: マーケティング情報のURL
ビルド: 手順8にて設定するため、今回はスルー
バージョン: リリース時には1.0でOK
年齢制限指定: 性的、暴力的な表現がないか等を設定
連絡先情報: 住所、氏名、電話番号を入力
※ 電話番号は、日本の場合+81をつけて入力
バージョンのリリース: レビュー完了後、「すぐにリリースする」か「指定日にリリースするか」を設定できる
大体こんな感じ。
入力が完了したら、忘れずに保存を押すようにしましょう。
7. アーカイブを作成し、アップロード
xcworkspaceファイルを開きます。
xcodeが開けたら、上部メニューよりProduct > Archiveを選択します。
Archiveが終了すると、過去にArchiveしたファイルが一覧で表示されます。
該当のファイルを選択し、Distribute Appをクリック。
App Store Connectを選択し、Nextをクリック。
Uploadを選択し、Nextをクリック。
全てにチェックがついた状態でNextをクリック。
Manually manage signingを選択し、Nextをクリック。
Distribution certificateには、手順2で作成したCertificateファイルを選択。
その下の項目には、手順4で作成したProvisioning Profileファイルを選択。
問題がなければ、Nextをクリック。
確認画面が表示されるので、問題がなければ、Uploadをクリック。
Upload中。
問題がなければ、このような画面になります。
もし、エラーが発生した場合、私が遭遇したエラーであれば、記事にしていますので、参考にしてください。
8. App Store Connectで審査提出
手順7でアップロードが完了してから、反映されるまでに時間がかかるようで、1時間程度の時間を置いておくとよいみたいです。
Apple Store Connectサイトへアクセス。
マイAppをクリック。
編集するアプリを選択。
手順6で設定をしなかったビルドという項目の「+」ボタンをクリックします。
すると、以下のように手順7でアップロードしたファイルが表示されるため、選択し、完了を押します。
※ もし表示されない場合には、もう少し時間を置いてから試してください。
保存をクリックし、審査へ提出を押して完了です。
お疲れ様でした。
レビューは基本的に48時間以内に、終わるようです。
平均して50% は24時間以内
90%以上が48時間でレビューされるらしい。